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ゲリラ豪雨・内水氾濫から資産を守る!文化シヤッターの簡易止水製品「止めピタ」「ラクセット」「ラクセットSDタイプ」の特長や選び方を徹底解説

2026.09.25
文化シヤッターの脱着式止水板「BX止水板 ラクセット」の設置例。止水板をセットした状態のまま人がまたいで通行できる様子(設置後の出入りも可能です)を示す、ビルエントランスの写真

近年、日本各地で驚異的な雨量を記録する集中豪雨やゲリラ豪雨が頻発しています。「うちは川から離れているから大丈夫」と考えている方も多いかもしれませんが、実は大都市を中心に、下水道の排水処理能力を超えた雨水が地上に溢れ出す「内水氾濫(都市型水害)」による浸水被害が急増しているのをご存じでしょうか。

突発的な大雨に見舞われた際、従来の対策として広く使われてきたのが「土のう」です。しかし、土のうには「準備や持ち運びに膨大な時間と体力がかかる」「隙間から水が漏れてしまう」「使用後の処分や保管に困る」といった多くのデメリットが存在します。一刻を争う災害発生時において、対策の遅れはオフィスや店舗、工場内の設備・データ、そして企業の信頼に致命的なダメージを与えかねません。

そこで今、多くの企業や店舗から注目を集めているのが、短時間で簡単に設置できる文化シヤッターの「止水マスターシリーズ」です。

本記事では、土のうのデメリットを劇的に解決する「止めピタ」「ラクセット」「ラクセットSDタイプ」の3つの止水製品について、それぞれの特長や具体的な活用シーン、性能の違いを分かりやすく解説します。水害に強い強固なリスクマネジメント(BCP対策)を構築するために、ぜひ最後までお読みいただき、最適な浸水対策にお役立てください。

目次

1. 近年急増する「都市型水害(内水氾濫)」と企業経営に求められるBCP対策

1.1 大都市ほどリスクが高い「内水氾濫」のメカニズム

集中豪雨による水害と聞くと、河川の堤防が決壊して水が押し寄せる「外水氾濫」をイメージする方が多いでしょう。しかし、近年特に都心部や商業地で多発し、甚大な被害をもたらしているのは「内水氾濫(都市型水害)」と呼ばれる現象です。
堤防で守られた内側の土地(人が住んでいる場所や商業地)に降った大雨が、下水道や排水路の処理能力を超えてしまい、地表に溢れ出すことで浸水被害を引き起こします。大都市圏はアスファルト舗装された土地面積が多く、雨水を地中に浸透させる能力が極めて低いため、短時間に毎時50ミリを超えるような激しい雨が降ると、一瞬にして道路や建物が水に浸かってしまうのです。
実際、東京都における水害の被害額の内訳を見てみると、河川の氾濫などによる外水被害が約30億円(8%)であるのに対し、内水による被害額は約380億円(92%)と、実に全体の約9割を内水氾濫が占めているという驚くべき統計データもあります。 商業施設やオフィスビルの地下空間、電気室や機械室が内水氾濫によって冠水すると、都市インフラが麻痺し、計り知れない経済的損失が発生します。

東京都の水害被害額内訳グラフ。外水被害が約30億円(8%)に対し、下水道から溢れる内水氾濫(都市型水害)の被害額は約380億円(92%)と全体の約9割を占める統計データ

1.2 経済的損失を防ぐための経営戦略「BCP対策」の重要性

こうした水害リスクの高まりを受け、現在の企業経営において強く求められているのが「BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)」の策定と導入です。BCPとは、地震や火災、水害といった予期せぬ災害が発生して業務が中断した場合に、被害を最小限に抑えつつ、重要な業務を速やかに再開・復旧させるための経営戦略です。(参照:中小企業庁「事業継続力強化計画」)

浸水水害に対する事前対策(BCP対策)がある企業とない企業では、災害発生後の業務稼働率の回復スピードに決定的な差が生まれます。適切な止水製品を導入して一足早い浸水防護を整えておけば、重要なパソコンやデータサーバー、商品在庫や製造機械への被害を完全に、あるいは最小限に食い止めることができます。結果として、顧客の流出や操業停止による機会損失を防ぎ、企業評価の低下を防ぐという大きなリスクマネジメント効果を発揮するのです。

災害時におけるBCP(事業継続計画)導入効果の比較グラフ。適切な浸水対策(BCP対策)がある企業は、ない企業に比べて資産被害を最小限に抑え、業務復旧までの時間を大幅に短縮できることを示す図

1.3 ハザードマップと浸水実績図の有効活用

自社がどれほどの内水氾濫リスクを抱えているかを知るためには、市区町村のホームページなどで公開されている「ハザードマップ」や「浸水実績図」を確認することが極めて有効です。(参照:国土交通省「ハザードマップポータルサイト」)

ハザードマップでは、その地域で想定される最大の浸水深さが地図上に色分けして表示されているため、「自社のエントランスや通用口が何センチメートル浸水する可能性があるか」を先回りして把握できます。また、過去に実際に発生した被害エリアを調査して作られた浸水実績図を併せて確認することで、より現実的で無駄のない止水計画・製品選びを行うことが可能になります。

2.「土のう」はもう古い?文化シヤッターの止水製品が選ばれる理由

2.1 従来の土のうが抱える4つの大きなデメリット

これまで、手軽な浸水対策の代表格とされてきた「土のう」ですが、いざ突発的なゲリラ豪雨が発生した際には、以下のような重大なデメリットが露呈します。

1.あまりにも重く、運搬・設置に多大な時間と人手がかかる

土のうは1個あたり約20kgもの重量があります。テナントビルや店舗の間口を塞ぐために数十個~数百個の土のうを用意して並べるには、屈強な大人が複数人がかりで作業しても20分以上の時間がかかってしまい、増水のスピードに間に合わないケースが多々あります。

2.止水性能が低く、隙間から大量の水が漏れる

土のう袋の隙間やつなぎ目から水が染み込んでしまうため、実は長時間の止水には向いていません。せっかく積み上げても、あっという間に屋内が屋外と同じ水位まで浸水してしまうことも珍しくありません。

3.泥だらけになった使用後の処分・後片付けが極めて大変

水害が去った後、水分や泥を吸ってさらに重くなった土のうを撤去するのは、設置時以上の重労働です。汚れた砂や土は勝手に道路や川に捨てるわけにいかず、産業廃棄物としての処分費用や手間がかかります。

4.保管に広大なスペースが必要で、劣化しやすい

平時に土のうを常備しておくためには、雨風をしのげる広い保管場所が必要です。 屋外に放置しておくと紫外線で袋が劣化し、いざという時に破れて中身が飛び出してしまうリスクもあります。

2.2 文化シヤッターの止水製品がもたらす革新的なメリット

文化シヤッターの「止水マスターシリーズ(止水製品)」は、これら土のうのデメリットをすべてクリアするために開発されました。

最大の特徴は、「軽量設計」「スピード設置」「高い止水性能」という点にあります。1分1秒を争う集中豪雨のさなかでも、従業員が1人〜少人数で素早く組み立てを完了でき、大切な店舗やオフィスの床、機材を確実に水から守り抜くことができます。使用後は水洗いして乾燥させるだけで、何度でも繰り返し使用できるため、ランニングコストや後片付けの手間も大幅に削減可能です。

3.【商品紹介①】簡易型止水シート「止めピタ」―スピーディ・軽量・コンパクトな浸水対策

3.1 止めピタの基本構造と優れた止水メカニズム

「止めピタ」は、既存のシャッターや引き戸の前面に特殊な止水シートを貼り付けることで、隙間からの水の浸入を大幅に軽減する、ユニークで合理的な簡易型止水製品です。

文化シヤッターの簡易型止水シート「止めピタ」設置例。既存の軽量スチール製シャッターや、店舗のガラス自動ドア(アルミフロント)の前面に特殊止水シートを貼り付けた状態

水が建物内に入り込む最大の原因である「レールや床面、扉枠の隙間」をポリ塩化ビニル製のシートで外側から丸ごと覆い隠すため、水の通り道を物理的にシャットアウトします。

さらに秀逸なのが、「水圧を利用した密着構造」です。 水位が上昇して止水シートにかかる水圧が増せば増すほど、シートがシャッター表面や床の凹凸に対してより一層強固にピタッと押し付けられます。このため、水位が高くなるほど隙間がさらに塞がり、止水性能が向上するという優れたメカニズムを持っています。

3.2 土のう何十個分を1袋に凝縮!小分け運搬もできる軽さとコンパクト収納

止めピタは、シート本体、マグネット(または吸盤)、サイドバー、床置きウェイト、屋内用の補強材がすべてセットになっており、専用のナイロン製収納袋にスッキリと収まります。1袋あたりの総重量はわずか5kg〜20kg(製品サイズによる)に抑えられており、腕力に自信のない女性従業員や高齢のスタッフでも、設置場所まで1人でらくらく持ち運ぶことができます。普段はオフィスのクローゼットや店舗のバックヤードのわずかな隙間に立て掛けておけるため、貴重なスペースを圧迫しません。

止水性能についても非常に優秀で、当社実測による漏水量は「0.2㎥/(h・㎡)以下」、つまり浸水面積1㎡あたり1分間に直すとわずか3.3リットル以下という、従来の土のうに比べて約10倍も優れた止水効果を発揮します。

文化シヤッター「止めピタ」と従来の「土のう」の特長紹介の画像。1収納袋あたり最大20kgと軽量で女性でも運べ、約5分で簡単設置が可能。使用後は乾燥させてコンパクトに保管でき、土のうの10倍の止水性能を発揮する特長解説

3.3 シャッタータイプとフロントタイプの設置手順

止めピタには、設置する開口部の建具に合わせて「シャッタータイプ」と「フロントタイプ」の2種類がラインアップされています。

・シャッタータイプ(軽量スチール製シャッターがある開口部用)

1.屋内側に、シャッターを後ろから支えるための「補強材」を組み立てて設置します。
2.シャッターを全閉します。
3.屋外へ回り、シート両端の「サイドバー」を、事前に壁へ常設しておいた固定ピンに取り付けます。
4.シート上部を引っ張りながら、シャッターのスラット(表面)に「マグネット」で水平に固定します。
5.シート下部を地面に広げ、隙間ができないようスチール製の「床置きウェイト」を上に載せて完了です。

・フロントタイプ(ガラス自動ドアやアルミフロントがある開口部用)

1.屋内側に「補強材」を設置します。
2.自動ドアを全閉します。
3.屋外側からシート両端のサイドバーを固定ピンに取り付けます。
4.シート上部をガラス面に対し、特殊な「吸盤」でシワが寄らないように固定します。
5.シート下部を広げ、「床置きウェイト」を載せて隙間を密着させれば設置完了です。
いずれのタイプも、慣れれば1人で約5分という圧倒的な短時間で完璧な止水壁を構築することができます

文化シヤッター「止めピタ」シャッタータイプとフロントタイプの設置手順(各①〜⑤)。屋内補強材の設置から、建具へのシート固定(マグネットまたは吸盤)、床置きウェイトによる密着までの流れ

実際の設置の様子やスピード感については、文化シヤッター公式の解説動画でも紹介しております。

4.【商品紹介②】BX止水板「ラクセット」―工事不要で様々な開口部にスピード設置

文化シヤッターの脱着式止水板「BX止水板 ラクセット」設置例。既存の壁やドア枠を利用してガッチリと突っ張り固定。オープン構造のため、止水板を設置した状態のままでも大人がまたいで安全に出入り・通行できる様子

4.1 金具で固定するだけ!1人でも約2分でらくらくスピード設置

「BX止水板 ラクセット」は、軽量で頑丈なアルミニウム合金押出形材のパネルを採用した、既設の建物にも使いやすい大人気の脱着式止水板です。

特筆すべきは、止水性能の高さと設置スピードの絶妙なバランスです。設計基準の漏水量は20リットル/(h・㎡)以下。これほどの本格的な止水性能を持ちながら、設置作業は「1人で約2分」で完了します。パネルを設置場所に運び、位置を確認したら、両端の「パチン錠」と呼ばれるレバーをバチンとセットするだけ。面倒なネジ締めや特殊な工具は一切必要ありません。

BX止水板「ラクセット」の簡単スピード設置手順4ステップ。1人でも約2分で取付可能。パネルを運び、位置を合わせてレバー(パチン錠)をセットするだけで、ネジ締めや特殊工具は一切不要

実際の設置の様子やスピード感については、文化シヤッター公式の解説動画でも紹介しております。

4.2 フロント・ドア・仕切りのない開口部まで幅広く対応

ラクセットが多くの店舗やオフィスビルに選ばれるもう一つの理由が、設置に伴う大がかりな事前工事が基本的に不要(※現場状況による)という点です。建物の既存の「壁」や「ドア枠」をそのまま利用し、特許取得済みの独自の構造によってパネルをガッチリと突っ張り固定します。事前工事がないので、建物の外観やデザインを損なうことがありません。さらに、止水高さが350mm、475mm、600mmの3種類から選べるため、大人の膝下〜太もも程度までの浸水を想定した、無駄のない高さ設計が可能です。パネルの上部はオープンになっているため、「止水板を設置した状態のまま、人がまたいで出入りできる」という大きなメリットがあります。これにより、避難経路の確保はもちろん、非常時でも完全閉鎖できない24時間営業の店舗や、出入口が1箇所しかない小規模なオフィスでも営業を継続しながら水害に備えることができます。

4.3 連装用中柱の活用で広い間口もカバー

ラクセットの単装(1枚)での製作可能幅は600mm~2,500mmですが 、「連装用中柱(自立式)」を間に挟むことで、間口の広いエントランスや、壁による仕切りがないオープンな開口部にも>無制限に横へ繋げて設置することが可能になります。中柱は自立式であるため、床面に「めねじアンカー」を埋め込む簡単な事前工事を行うだけで、普段は何もないフラットな床面のまま、災害時だけ強固なロング止水壁へと早変わりさせることができます。

BX止水板「ラクセット」の平時の収納方法(フック収納・立て掛け収納・スタンド収納)と、広いエントランスや間口に無制限に横へ繋げて設置可能にする「連装用中柱(中柱ホルダーは標準)」の紹介写真

5.【商品紹介③】BX止水板「ラクセットSDタイプ」―業界初・スチールドア専用のスピード止水板―

5.1 通用口や搬入口のスチールドアに特化した革新設計

多くのビルや工場、店舗の裏手にある「通用口」や「非常口」「搬入口」には、頑丈な鉄製のスチールドア(鋼製扉)が設置されています。これまでの脱着式止水板は、こうしたドアの外側に専用のレール枠をビス留めする工事が必要でしたが、「ラクセットSDタイプ」は、既存の外開きスチールドアの「ドア枠」そのものを利用して固定するという、業界初・唯一無二の革新的な構造を持っています。

事前工事が原則不要(※両開きや変形枠など一部を除く)で 、お手元に届いたその日からすぐに使用できるため、賃貸物件や管理組合の規約が厳しいテナントビルでも、壁に穴を開けることなく最高クラスの止水対策を導入できます。止水性能も高く、簡易型としては非常にハイスペックな製品です。

5.2 わずか3ステップ!設置後もドアの開閉・施錠が可能

ラクセットSDタイプの設置手順は、驚くほどシンプルで洗練されています。

1.【Step 1】 スチールドアを外側に開く。
2.【Step 2】 ドア枠の内法面に、ラクセットSDタイプを屋外側からはめ込み、上からしっかりと押し付ける。
3.【Step 3】 そのままドアを閉める。
作業時間はわずか1人で約2分。ドア枠の内側に止水板を挟み込むような形でピッタリと密着させるため、驚くべきことに「止水板をセットした状態のままで、ドアを通常通り開け閉めし、鍵(シリンダー)をかけて施錠する」ことが可能です。

業界初・スチールドア専用止水板「ラクセットSDタイプ」の設置手順3ステップ。作業時間はわずか1人で約2分。屋外側からドアを開け、ドア枠の窪みにパネルをはめ込んで押しつけ、そのままドアを閉めるだけの洗練された構造

※実際の設置の様子やスピード感については、文化シヤッター公式の解説動画でも紹介しております。

5.3 外部から見えず防犯性も抜群!事前設置で夜間の突発的な大雨に備える

建物の外部まわりのドアは外開きが多く、従来の止水板はセットすると扉と干渉して開閉ができなくなることがありました。また、屋外に露出するため防犯上の不安がありました。 しかし、ラクセットSDタイプは完全にドアの内側に収まり、外からは止水板が見えないため、不審者に止水板を悪戯されたり外されたりするリスクがありません。

さらに、「ドアを閉めて鍵をかけられる」という特性を活かし、例えば台風の接近前や、夜間無人になるオフィス・工場の閉業時に、あらかじめ止水板をセットして施錠して帰宅する、といった使い方が可能になります。これにより、深夜や休日に発生する突発的なゲリラ豪雨(内水氾濫)に対しても、現場に駆けつけることなく、100%の状態で通用口からの浸水を防ぎ続けることができるのです。また、扉の屋内側に配置されるため、ドアに換気用のガラリ(ルーバー)や小窓が付いている場合でも、それらを通過して入ってくる水を内側で完全に堰き止めることができます。

6.【徹底比較】「止めピタ」「ラクセット」「ラクセットSDタイプ」のスペック・選び方

6.1 3製品の仕様・性能比較一覧表

今回ご紹介した文化シヤッターの簡易止水製品3機種のスペック、および対応範囲の違いを以下の表にまとめました。導入計画の比較資料としてご活用ください。

項目 簡易型止水シート「止めピタ」 BX止水板「ラクセット」 BX止水板「ラクセットSDタイプ」
製品のタイプ 特殊ポリ塩化ビニル製シート式 アルミニウム合金製着脱止水板 スチールドア専用アルミ製止水板
最大止水高さ 500mm(シート高は1種類のみ) 350mm / 475mm / 600mm 350mm / 600mm / 850mm
製作可能間口(W) 700mm 〜 15,000mm 600mm 〜 2,500mm
(連装で無制限)
400mm 〜 2,000mm
(単装限定)
止水性能(JIS等級) Ws-1相当(土のうの約10倍) Ws-4相当(本格的な密閉性) Ws-5相当(最高クラスの止水性)
標準設置時間(目安) 1人でおよそ5分 1人でおよそ2分 1人で約2分(動作自体は5〜10秒)
設置後の建具操作 操作・出入り不可(跨ぎも不可) 跨ぎによる人の出入り可能 ドアの通常の開閉・鍵かけ施錠が可能
大がかりな事前工事 不要(ピン固定部品の常設補強材固定の床工事) 原則不要(連装時のみ床工事あり) 原則不要(既存ドア枠をそのまま利用)
止水ゴム・シート交換 5年を目安にシート交換 5年に1回を目安に交換 2年に1回を目安に交換

6.2 目的・設置場所別に見るおすすめ機種の選び方

上記のスペックや特徴を踏まえ、設置場所や運用目的に合わせた最適な製品の選び方を解説します。



・店舗の正面ガラスエントランスや、大型のガレージシャッターには「止めピタ」 間口が最大15メートルまで1枚のシートでカバーできるため、複数の建具が並ぶ広いフロント一面をまとめて一気に止水したい場合に最もコストパフォーマンスが高く、おすすめです。



・昼間や夜間を問わず、人が行き来するメインエントランスには「ラクセット」 万が一の浸水時でも、営業の継続や避難経路を遮断することなく、安全に跨いで通行できるラクセットが最適です。中柱を使えばどんなに広いエントランスにも対応できます。



・工場の裏手、オフィスの勝手口、ビル無人化時の夜間浸水対策には「ラクセットSDタイプ」 「施錠して誰もいない状態のまま水害を迎え撃てる」という唯一無二の強みを持つため、夜間や休日のゲリラ豪雨対策、防犯性を絶対に犠牲にしたくない通用口にはこれ以外の選択肢はないと言えるほどフィットします。

7. 簡易止水製品を導入・検討する際の注意点と確認ポイント

7.1 取付場所の床面・壁面の状態と事前工事の有無

文化シヤッターの止水製品は、建物の壁や床面、ドア枠に止水ゴムやシートを強く押し付けることで高い止水性を発揮します。そのため、「設置場所の地面や壁が平坦であること」が重要な条件となります。床面がゴツゴツとした深い凹凸のあるタイルや、インターロッキングブロック、ひび割れの激しいアスファルトなどの場合、ゴムの隙間から水が回り込んでしまうため、事前に設置位置の床面を平滑にする左官工事(モルタル処理など)が必要になる場合があります。

特に「ラクセットSDタイプ」を設置する場合は、既設のスチールドア枠が「外開きのST枠またはSAT枠」であることや、ドア枠に変形がないこと、扉と枠の隙間が2mm以上確保されていることなどの細かな寸法要件を満たしている必要があります。これらはカタログだけで判断せず、プロによる現地調査で入念に確認してもらうことが失敗を防ぐ近道です。

7.2 定期的なメンテナンスと止水ゴム・シートの交換目安

止水製品は、いざという災害時に100%の性能を発揮しなければ意味がありません。そのため、平時からの正しい維持管理と定期的な点検が不可欠です。

・使用後・点検後のお手入れと保管

製品が汚れた場合は、濡れた布で砂ぼこりや泥を綺麗に落とし、固く絞った布で水分を完全に拭き取ります。特に塩害のリスクがある沿岸地域では、台風通過後に速やかに真水で洗浄してください。洗った後は、必ず直射日光や高温多湿を避けた屋内に、上に重いものを載せない状態で大切に保管してください。

・止水ゴム・消耗部品の交換サイクル

どれほど大切に保管していても、空気に触れることでゴムやシートの経年劣化(硬化やひび割れ)は少しずつ進行します。製品の止水信頼性を維持するため、「止めピタ」のシートと「ラクセット」のゴムは5年に1回 、「ラクセットSDタイプ」のゴムパッキンは2年に1回を目安に、文化シヤッターへ依頼して定期交換を行ってください

7.3 マンションやテナントビルにおける管理組合・オーナーへの確認

あなたがテナント(借り手)として商業ビルやオフィスに入居している場合、または分譲マンションの1階店舗である場合、エントランスや通用口、外壁は「共用部分」に該当します。文化シヤッターの止水製品は建物に傷をつけない仕様が中心ですが、ピン固定用の小さな金具を壁にビス留めしたり、床に小さな中柱用のアンカーを埋め込んだりするケースがあります。無断で施工すると、後に原状回復を求められるなどのトラブルに発展するおそれがあるため 、購入・設置の前に必ずビルのオーナーや管理会社、分譲マンションの管理組合へ計画を提示し、事前の承認を得ておくようにしましょう。

8. まとめ:水害への備えは「スピード」が命!文化シヤッターの安心責任施工窓口へご相談を

近年、地球温暖化の影響もあり、これまでの常識では測れないレベルの「超巨大台風」や、数時間の間に街を水没させる「記録的ゲリラ豪雨」が日本のどこで発生してもおかしくない時代になりました。水害対策において最も重要なのは、「水が押し寄せてくる前のわずかな時間で対策を完了できるかどうか」、すなわち驚異的な初期機動のスピードです。

今回ご紹介した文化シヤッターの「止めピタ」「ラクセット」「ラクセットSDタイプ」の止水製品3機種は、従来の重く扱いにくい土のうを一掃し、誰でも、最小限の手間で、最高水準の安心を即座に引き上げることができる、現代の企業・店舗にとって必須とも言えるBCP防衛デバイスです。

文化シヤッターでは、全国に広がる強固な自社施工ネットワークによる「責任施工体制」を敷いています。製品の製造・販売だけでなく、お客様の建物の外壁や床の状況、窓やドア枠の緻密な寸法測定を行う「無料の現地調査・お見積もり」から、導入後のアフターメンテナンス、万が一の不具合への対応までをワンストップで一貫してサポートいたします。

「うちの入り口にはどの製品が設置できるだろう?」「事前工事は必要なのかな?」と少しでも疑問に思われたら、被害に遭ってから後悔する前に、まずは文化シヤッターの専門スタッフまでお気軽にご相談ください。貴社の資産と未来を守る、最適な浸水防護ソリューションを丁寧にご提案いたします。

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